[ライトノベル] [長谷敏司] 円環少女 6 太陽が砕けるとき

ここまで登場人物に決断を迫るライトノベルも珍しいんじゃないかと思った。

僕が読んでる作品にそういう傾向が多いだけなのかもしれないけど、ライトノベルって大きな視点では現状維持のまま物語を進める作品が多い気がする。例えば薔薇のマリアではマリアローズはこれからもZOOの一員で、たぶん脱退とかはしないだろうし、レンタルマギカや文学少女も似たようなもので、主人公の所属するものや帰る場所がある中でいろんな騒動や事件があるって、最後には元の鞘に収まる。

その中で、仁が最終的に公館とは袂を分かつ決断をしたこの作品は異質だな、と感じた。最後に仁が小学校のニセ教師を続けられたことでメイゼルとのつながりがかろうじて保たれたけど、果たして次からは公館とその敵に対してどういう立ち位置を取るのかが楽しみ。

photo
円環少女 6 (6) (角川スニーカー文庫 153-8)
長谷 敏司
角川書店 2007-11-01

by G-Tools , 2008/03/02


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