[ライトノベル] [野村美月] "文学少女"と月花を孕く水妖

姫宮の後継者、姫宮麻貴の物語。

別荘にて屋根を共にするどころか、作中ほとんど遠子先輩と同衾していた心葉くんがうらやましすぎる。そりゃ、流人くんじゃなくても変なことをかんぐりたくなるさ。
終盤のどんでん返しはいつものことなんだけど、今回は麻貴の態度があまりに尊大だったから普段よりも爽快感は高かった。


以下ネタバレ。
秋良(ゆり)がドイツに行って生んだ子供って、話の流れからすると今の姫宮の当主、姫宮光圀のことだよな。年代的にもあってるし、姫宮のあざの位置も大体似たような位置(喉と襟元)だし。姫宮から厄介払いされた娘の子供が今の当主で、しかも家系にこだわる偏屈な爺さんになったってのは少し腑に落ちないところではあるけれど。自分の生まれが人には言えないものだからひねくれたんだろうか。

エピローグと後書きから察するに次は卒業編で、それが最終章になるんじゃないかと思われる。卒業したら文学少女がいなくなるような描写が随所にあるし、心葉くんの将来に遠子先輩はいないみたいだし。

photo
文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫 の 2-6-6)
野村 美月 竹岡 美穂
エンターブレイン 2007-12-25

by G-Tools , 2008/02/07



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