病室で播磨と沢近がいい雰囲気になってたけど、これって沢近にしてみればえらい残酷な話だよな。本当に、好きになってもいないのにフラれてるんだから。
「・・・もしかしたら ホンキで好きになるかもしれないのに」
「お互いいートシなんだから ゆっくりすればいいのよ」
沢近は播磨を好ましく思っていて、今後の展開しだいでは好きになるかもしれない。けっこう前からそんな雰囲気はあったけど、沢近が自覚して言葉にするくらいに気持ちは大きくなった。
けれど、もし仮に沢近が播磨を好きになったとしても、もう既にフラれてるわけで、思いは報われない。負け戦以外の何物でもない。ああかわいそうだ。
と言っても、播磨があっさり心変わりして沢近と付き合いだしたら、それはそれで釈然としないものがある。あれだけ天満のことを思っていながら、あっさり他の女に乗り換えるなんて。物語が終わったときに沢近や播磨には幸せになってもらいたいけど、この二人がくっつくのは心情的に嫌だ。ああ二律背反。
あと、天満と烏丸の中も少し進展してたけど、これはどうなってもいいや。
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